自分の好きなように暮らしたい、
という考え方をする方が増えている。
例え賃貸であっても、自分らしく生きたいと考える世代は、
ありきたりの部屋では物足りない。
現状の賃貸物件では、退却時の原状回復を義務付けられ、
室内を自分好みに改修することは難しい。
手間暇をかけた部屋を引越しする時に、
入居前の状態に直さなければならない費用負担がかかるからだ。
物件の空室は増える。
入居者の好みは多様化する。
そこで、約3年前からDIY賃貸という物件がちらほらと出てきた。
UR都市機構のDIY住宅。
DIYとは、「Do It Yourself」の略で、自分たちでしよう!と
専門業者に任せず、
自分たちで、部屋の内装や使用を変更したり、修理することをいう。
家主や不動産やが貸室として用意した部屋をそのまま住むというのが日本一般的な賃貸住宅だ。
しかし、海外などでは、自分たちで壁紙を貼ったり、ペンキを塗ったりすることは当たり前に行われている。
海外ドラマや映画の影響で、日本人がそのおしゃれな暮らしに憧れ、
他にはない部屋を求めているのだ。
これは、清水開発で施工した「輸入クロス」を利用して作った物件。
ありきたりの部屋でなく、
ここにしかない、
自分だけの部屋を求める動きは、
これからもっと加速していくことだと思う。